吉高由里子を「呪詛を受けてるかも…」と戦慄させた大河現場での「謎の頭痛」
それだけに、呪いや祟りがうずまく『光る君へ』の世界観に影響されてしまったのでしょう」(前出・ドラマ関係者)
体調を崩していたのは、吉高だけではなかった。吉高とほぼ同時期に、脚本を担当している大石静さん(72)も体調不良を訴え、吉高と2人で“呪詛の可能性”について話し合ったという。
「その後、吉高さんはお清めのための塩を持ち歩くようになったそうなんです。撮影中も“塩スプレー”を持ち歩いて、共演者やスタッフに振りかけたこともあったとか。入浴の際はお風呂にも除霊のための塩を入れていたそうです」(前出・ドラマ関係者)
この“塩スプレー”には、天日で乾燥させた塩が多く配合されており、一吹きすると邪気を払う効果があるという。吉高は、塩の力で呪詛を遠ざけようとしたのだ。
じつは吉高が演じる紫式部も、頭痛に悩んでいた可能性があるという。脳神経外科医の古井倫士氏によると、『源氏物語』には、頭痛に関する記述が全部で「5カ所」見つかるという。
古井氏は自著でこうつづっている。《原稿用紙にして三○○○枚の大著の中の五ヶ所を多いとみれば、紫式部にも頭痛の経験があったという推測ができるかもしれません》(『読めば楽になる女性のための頭痛の話』黎明書房)