伊藤沙莉 NHK食堂でランチ、水も自ら取り分け…全スタッフ魅了する「飾らない人間性」
第11週(第51~55話、10~14日)の週平均世帯視聴率も17.3%で番組最高を更新。特に10~30代の女性がよく視聴しており、ヒロインの伊藤さんに共感しているようです」(前出・テレビ誌記者)
裁判官編に入り、クセが強い新たな登場人物たちも、ドラマにアクセントを加えている。 前出の制作関係者は続ける。
「語学堪能な判事“ライアン”こと久藤頼安(沢村一樹)、“滝行”が趣味の最高裁判所家庭局長の多岐川幸四郎(滝藤賢一)が特に視聴者から人気のようです。
沢村さんは伊藤さんと朝ドラ『ひよっこ』で共演していますが、セリフを交わすシーンは初めて。『彼女の芝居のテンポが少し速いから、刺激をもらえるね』と話していました。
また、滝藤さんはアドリブが多いですね。特に家庭裁判所設立準備室のメンバーとのシーンでは、臨場感が出るように、撮影直前までセリフを言う場所や座る位置を変更していました。
『みんなを困らせているかもね』と苦笑いしていましたが、それが絶妙なチームワークにつながったようです」
本誌は最高視聴率を記録した14日の夜21時、収録を終えてNHKを出る伊藤の姿を目撃した。連日、撮影に追われている伊藤だが、局内には“ひそかな楽しみ”があるという。