「大好きで追求するがあまり…」三浦春馬さん肖像を無断使用した都知事選ポスターにアミューズ激怒 当事者が「明かした経緯」
《このような事態に当社は強い憤りを覚えており、またご遺族も大変心を痛めております》
6月28日、芸能事務所アミューズの法務部がXを更新。所属アーティストである三浦春馬さん(享年30)を巡る“選挙ポスター”への抗議文を発表した。
投稿冒頭で《東京都知事選挙の掲示板に当社所属アーティストである三浦春馬の氏名と肖像(似顔絵)が使用された選挙ポスターが掲示されていますが、そのような利用については一切許諾しておらず、当社は東京都選挙管理委員会に対し抗議しております》と説明。
というのも、渋谷付近の都知事選候補者の掲示板に「世界は三浦春馬であふれている」という言葉とともに三浦さんに酷似したイラストを使用したポスターが掲出されていたのだ。これは「NHKから国民を守る党」が展開している「ポスター掲示場をジャックせよ」という、寄付した人に掲示スペースを提供する企画を利用したものだ。
N党に1口2万5千円を“寄付”すると、1カ所の枠に自ら作成したポスターを掲出することができる。この手法には批判があがっており、林芳正官房長官は21日の記者会見で「候補者自身の選挙運動用ポスターを掲示するために設置されるもので、候補者以外が使用できるものではない」