西村知美「明菜さんのバストをさわって…」今だから明かせる‘80年代アイドル交流秘話《あの80年代アイドルの今》
という記憶しかないそうだ。
「それに、明菜さんはすごくおちゃめ。明菜さんのコンサートに自分でチケットを取って行ったことがあるんですが、曲の合間のトークで明菜さんが急に『イチ、ニ、サン……』って数えだしたんです。観客はみんな『?』だったんですが、『11,12……ここの会場には非常口が12カ所ありますから、(緊急時は)みなさん落ち着いて避難してくださいね』って。会場が大爆笑だったのが忘れられませんね」
芸能界入りする前は、菊池桃子とチェッカーズのファンで、ミーハーだったという西村。それだけに、当時のアイドルたちとの交流は鮮明に覚えている。
「毎日、夢のような世界でしたから、いつもカメラと色紙を持ち歩いていました。今でも自宅にはいろいろな方と撮った写真やサインがあります。
ただ、明菜さんとのツーショットはなくて。緊張して撮れなかったんだと思います」
“役得”はほかにもあった。
「アイドルのみなさんをテレビで見ると、普通は正面のアングルですよね。でも、歌番組でご一緒すると斜め後ろから見ることができるんですよ。たとえば、聖子さん。トークの雛壇で聖子さんがタモリさんとお話している際、私はすぐ後ろに座っていたので、透明感のあるきれいな聖子さんの背中を見ていました。