「すごいアイデア」 “ペンライトはK-POP発祥”誤報で再評価集める「伝説のスター」
初めて見る客席の光はとても幻想的だったのを覚えています》と綴っている。
また、記事内で秀樹さんは翌年の大阪球場でのコンサートの際、会場周辺にライトを売る露店がずらりと並んだことや、次第にファンが豆電球に赤や青のセロハンを巻くという工夫を始めたことなど、ペンライトが文化としてファンに浸透していく様子を回想している。
「“客席から光るものを振る”という文化が秀樹さんのコンサートで定番になると、コンサートグッズとして化学反応で光るケミカルライトが販売されるように。そして、80年代になるとコンサートでの光の演出が増えるようになりました。
“アイドルファンが自前のペンライトを会場に持ち込む”というスタイルが定着したのは’10年ごろのこと。大人数のアイドルグループが増えた上に、メンバーそれぞれにイメージカラーが割り振られているため、ペンライトは色のバリエーションが求められることとなりました。その結果、ペンライトの需要がさらに増えていったそうです」(音楽関係者)
今や推し活の必需品であるペンライト。そんなペンライトの生みの親が秀樹さんだと、今回の“誤報”をきっかけに知った人たちは、Xにこんな“感激”を綴っている。