くらし情報『「余命ゼロ」から14年生きたシェフ伝授する食習慣の極意10』

2017年4月5日 06:00

「余命ゼロ」から14年生きたシェフ伝授する食習慣の極意10

その食事法に、いま注目が集まっているのだ。

「私の体のがんは消えたわけではない。いまも穏やかに進行しているはずですが、その悪化を抑制しながら生きている、ということなのです」

飄々と話す神尾さんの導き出した結論は、「がんを撃退する」のではなく、「がんとゆるやかに共存する」こと。14年間実践し、身をもってその効果を証明した「がんで死なない食習慣」の極意10は次の通りだ。

【1】調味料(醤油、みりん、塩、味噌など)は“本物”を使う

【2】食品添加物を極力避ける

【3】大量の農薬や化学肥料で育った野菜、遺伝子組み換え食品を避ける

【4】糖分を取らない

【5】1日2食、腹六分目までを心がける

【6】体を冷やす食べ物・飲み物は厳禁

【7】食材の栄養素を壊さない調理法で(例:味噌汁はぬるめの60度)

【8】体を弱アルカリ性に保つ

【9】きちんとだしを取る

【10】雑食であれ。たまには外食もよし

最初の2年間は、妻と2人でマクロビオティックを徹底的に実践した神尾さん。しかし、肉・魚を排除することは自分に相性が悪かったという。

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