浅田真央 中古物件を極秘購入…母と抱いた“真央ルーム”の夢
約400平米の土地に建つ木造2階建ての中古物件。そこには、母の夢が込められていた。
「浅田家の隣が売りに出され、それを知った匡子さんが気に入ったそうです。匡子さんは『リフォームして真央のメダルやトロフィーを飾りたい』と嬉しそうに話していました。真央ちゃんはお母さんの生きがいになればと思い、購入したのでしょう。匡子さんは桜の木を剪定させるなど、庭の手入れに励んでいました。夏の暑い日でも汗だくになりながら、雑草取りをしていてね。大変そうでしたが、嬉しそうだったのを覚えています」(前出・主婦)
その後も“真央ルーム”完成に向けて頑張っていた匡子さんだが、病状は悪化。
そしてついに11年12月9日、匡子さんは48歳の若さで天国へと旅立ってしまった。
母の命が長くないことを覚悟した浅田は、母を看取る前から独り立ちへと向けて動き出していた。マンションで一人暮らしを始め、多忙なスケジュールを縫って自動車の運転免許も取得している。
「それまで送り迎えはお母さんの役割でした。でも真央ちゃんは自ら車を運転して移動するように。