イマドキ「仏壇」は家具と一体化!見た目がクールすぎる
の増野善一さんがオススメするのは、リビングルーム仏壇「ソリッドボード・ジャスト」シリーズ。
「日本を代表する家具メーカー『カリモク家具』さんとの共同開発商品で、テレビボードや専用の下台などの上における商品です。当店では’15年5月のオープン以来、通常の商品に比べると5倍以上も売り上げがあるんです!」(増野さん)
高さは49センチ、ナチュラルな木目が特徴的だが、所々にみられる木の節目の変化は「業界の常識になかった」という。
「40〜50代で初めて購入されるお客さまは、リビングに置くことを想定される場合が多い。自宅に友人などの来客があったときに重々しくならないように、扉を閉めておいたままでもインテリアとして使えます」(増野さん)
上置、家具調……かつての常識を覆すようなクールな商品がどんどん増えている。その背景を、葬儀・お墓・終活コンサルタントで社会福祉士の吉川美津子さんは次のように語る。
「伝統的なスタイルが尊重されてきたかつてに比べ、『それで仏壇という文化がなくなってしまうくらいなら、現代の事情に合った形に変えてでも、そのマインドを残したほうがいい』という価値観が広まりつつあります。