【ポップな心霊論】「死んでも幽霊になれないのはどんな人?」
だから実は、僕自身もそうなんじゃないかなって思ってるんですが。ひとりっ子って、親が子どもに期待する役割を全部ひとりで請け負わないといけないじゃないですか。末っ子みたいに、ベタベタに甘えたり、長男や長女みたいに、自立したところを見せたり。親に対する気遣いから「自分ひとりで全部の役割をこなさなきゃ!」って思っちゃうんでしょうかね。
そうすると、自分が本当はどんな人間なのかわからなくなる。だから霊体に「根っこ」がなくて、次から次へと入れ替わっちゃうんだと思います。ちょっとでも思い当たる部分がある人は、周囲に気を使うのをやめて、自分の「根っこ」を育ててみてはどうでしょうか。「根っこ」がない人って死んでも幽霊になれないんじゃないかな。
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