「実家の片づけ」でリバウンドを防ぐための“買い物5原則”
(智枝さん)
とはいえ引っ越し当初は、ご主人のスーツなど、まだまだ多くの遺品があふれていた。そんな様子を見かねた梅本さんは生前整理の資格を取得。片づけの正しい手順や、当事者との関わり方を理解したことで、片づけが一気に進んだという。
「でも続かないのよ、1時間もやると疲れちゃって」と智枝さんがうなだれれば、「でも進めることをやめないじゃん。いいの。いいの」とすかさずフォロー。智枝さんは、古い洋服や家電、台所にあふれていた調味料などを、徐々に手放していった。
「いちばん大変だったのは写真。
なにせ2万枚ありましたから(笑)。何が写っているかわからないものを手放し、残りはデジタル化。そのうえで、いまはベストショットアルバムを母といっしょに作っています」(梅本さん)
「はじめは子どもだましだと思いましたが、飾ってみるとかわいくて……。これまでの人生も振り返ることができました」(智枝さん)
いつの間にかまたモノが増えてしまうリバウンドも経験したが、そのつど、片づけのリバウンドを防ぐ、次の「買い物5原則」