大容量冷蔵庫はどこに注目して買うべき?専門家が指南
しかも、各社のパンフレットをよく見ると、300リットルの電力量よりも500〜600リットルと大容量になるほど、消費電力は少なくなっている!
「容量が増えているのに、消費電力が少なくなるのはどうして?と疑問を抱く方も多いでしょう。最近の大型冷蔵庫は、高性能の断熱材やモーターの回転数を制御するインバーター、冷やしすぎないためのセンサーが搭載されているため、ひんぱんに電力のオン・オフを切り替える必要がなく、消費電力が抑えられるように設計されています。逆に、安い価格帯の小型冷蔵庫などは、高価なインバーターやセンサーを搭載できないので、省エネ効果が得られにくいのです」
冷蔵庫を買い換えるサイクルは、一般的に10年ほどといわれている。家電の中でも特に長く使うものだから、毎日の台所仕事がはかどる高機能な製品ほど、満足度は高くなるはず。決して安い買い物ではないからこそ、じっくり見極めて選ぼう。