なので、今住んでいる場所を知っている人の数はかなり限られています。しかも、ひとなりさん、と日本語のSAN付けをするこちらの友人は数人。一人一人電話をかけたのですが、みなさん違う、という返事でした。う~む。息子の学校関係のお母さんたちかもしれない、と思いましたが、なんで私めの誕生日を知っているのか、そもそも、知っていてもこんなに豪華な花を送ってくる理由がありません。結局、現在も送り主は見つかっていないのです。しかし、日本人ではないに違いない。そして、きっとびっくりするくらい美しいマダムに違いない、と思いこむことにしてみたのです。
なんとなく、ロマンティックじゃないですか?
このような出来事があると、まだ俺も捨てたもんじゃないじゃん、枯れてないじゃん、とか思えてくるから不思議ですね。58歳の誕生日の思い出はこの差出人不明の花束が記憶させてくれることでしょう。いつまでも家事や育児ばかりしてないで、たまには恋でもしてみたら?と周辺の男仲間たちによるいたずらだったりして!(笑)それはそれで面白い結末じゃないでしょうか?
さて、秋深くなってきました。今日は身も心も温まるフランスを代表するオニオングラタンスープのご紹介です。