芸歴40年迎える鶴見辰吾 韓国映画に“悪役”として出演
日本人としてはやりづらい役を引き受けてくれて本当にありがとうと感謝されて、その気持ちがうれしかった。ヒロインのハン・ジミンさんは拷問シーンの前に10日ほど断食したのに、穏やかでいるのがすごい。僕の右腕的な日本人を演じたオム・テグくんは、ことあるごとに僕に日本語チェックに来る。ふだんは腰が低い好青年なのに、演技になると多少の発言のおかしさも吹き飛ぶ勢いがあって。面白い名優だなと思ったら、いま助演男優賞とか、軒並みもらっていますよ」
半年間の撮影中、何度か帰国した鶴見は、日本のビールやお菓子を持ち込んだという。
「女性スタッフも多かったのでいろいろ買っていくと、彼女たちが『ときどき日本に帰って戻ってくるお父さんみたい』と(笑)。やはり、僕らは娯楽という文化交流を通じて、仲よくするのが一番ですね」
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