5万円以下も……株主優待デビューにもってこい「厳選9企業」
も増えています。さらに、株を長く持てば持つほど特典がある『長期保有優待制度』を導入する会社も。持っているだけで、優待内容がグレードアップするのでお得です」(高山さん・以下同)
そんなに優待株があるなら、あれもこれもと、つい手を出してしまいそうだが……。
「余裕資金を使って少額で始めるのが鉄則!生活資金で株を買うのは絶対にNGです。最初は長期保有してもよいと思える10万円以下の優待株を、いくつか選んで買うのがおすすめ。リスクを分散させることにもなりますから」
初心者にとって不安なのは、株価が下がったり、最悪の場合、上場廃止や倒産でゼロになってしまうこと。
「優待株を長期保有することを前提に、株価はあまり気にしなくていいと思います。もし株価が下がっても、優待が届けば安心できますし。
ただ、毎年ジワジワと優待内容が悪くなるような会社は業績悪化の可能性大。優待がストップしたり、配当が減ってきた会社の株は、売却を考えたほうがいいでしょう」
そこで、高山さんに加え、15年間で200銘柄まで優待株を増やし、株主優待生活をおう歌している優待投資家のかすみちゃんさん、株主優待を“財テク”の柱にしている、主婦の夕刊マダムさんに、おすすめの厳選企業を選んでもらった(※株価は1月31日時点での終値。