介護施設入居をイヤがる親を説得するための5つのステップ
と、次はショートステイへと誘導して、外泊にも慣れさせていく。
「そのなかで、何か不満があれば、しっかりと聞いてあげましょう。“自分は常に親の味方である”と振る舞うことも重要です」
【ステップ4】入居を考えている施設の体験入居を利用する
「デイサービスやショートステイで少しずつ施設への抵抗感が薄れてきたら、パンフレットやホームページを見せながら、『ここって、リハビリにも力を入れているので、今よりもっと元気になれるかも』『カラオケや手芸のサークルがあるらしいから、友達が増えるかも』と、興味を引きそうなことを伝えて、見学へと誘い出してみましょう」
一緒に見学に行って、ある程度本人が気に入っているようであれば、「体験入居してみない?」と話してみる。
「本人が、『ここなら安心して暮らしていけそうだ』という実感が持てるように誘導してあげましょう」
【ステップ5】主治医やケアマネジャーなど、第三者から説得をしてもらう
その1〜4を実践して、それでも親が入居をぐずってしまうこともあるだろう。