夏木マリ“強い女性像”の裏の素顔語る「くよくよもします」
彼女の切なさを感じましたね」
千恵子との共通点を聞くと「私はこんなに強くないと思う」と意外とも思える返事が。多くの人々が夏木に抱くのは、生きざまのかっこよさ。そこには強さも感じられるからだ。
「強く見えるんですね。そういう役が多いから。でもわりとくよくよもしますし、女々しい。落ち込んだときはおいしいものを食べて寝る(笑)。それが解決法です」
’73年に歌手としてデビューし、今年で芸能生活45年。
その間に肩書は俳優、声優、演出家……と増えていった。
「あっという間の45年で、何が身についているだろう?という感じ。いろんなアプローチをしながらいろいろなことを楽しんできたという実感はあるんだけれど。アドバイスですか?頭でいろいろと考えるより、行動すること。『とにかく行動せよ』『動け』というところでしょうか」
ファッショナブルな着こなしと裏腹な物腰の柔らかさ。本作はかっこいい大人・夏木マリの10年ぶりの主演作だ。
「いろんな愛を感じてもらって、生きることがすてきだと思ってもらえたら」
光と音が織りなす幻想美へと誘う「迎賓館赤坂離宮」の ライトアップイベントが開催決定!11/11(月)よりチケット販売中