本田望結 2足のわらじに言及「楽しい世界よりつらい世界選ぶ」
「掛け合いなので、そのままの私の声にすると、どっちがしゃべってるかわからなくなる。でも監督にはなんとなくの世界を作ってほしい、リズの色と少女の色を作らず、声もそんなに変えないでほしいと言われました」
こう語るのは、映画『リズと青い鳥』(4月21日より全国ロードショー)で劇場版アニメ声優に初挑戦した本田望結(13)。演じたのは“リズ”と“少女”の2役だが、登場場面はこの2人の掛け合いだから驚きだ。
「同じ声はダメだと思い、性格やテンションで表現しました。リズは大人っぽく、少女はやんちゃに。ある意味すごく難しかったですけど、とても楽しかった」(本田・以下同)
2役を演じた本田自身もフィギュアと女優、二足のわらじを履いている。
「自分の人生は自分で決めたい。応援してくれる人がいて、好きなことを2つもできる私は幸せ者。
大好きなものに2つも出合えたことがうれしくて何も苦じゃないです」
そうはいっても厳しいトレーニングなどの積み重ね。どちらかが嫌いになったことは?
「もちろんトレーニングはきついですし、お芝居でたくさん怒られることもある。