知らないうちに加害者に?「オバハラ」しないための鉄則
現代は、女性が抑圧されていた社会から、女性が活躍する社会へと移り変わる過渡期。新しい価値観の中で生きる若い世代に、中高年のわれわれが羨望の感情を抱くため、オバハラが発生するという構造だ。
とはいえ、「何を言ったらハラスメントかなんて、わかんないわよ!」という人も多いはず。そこで「オバハラ加害者」にならないための3つのポイントを片田先生に聞いた。
【1】自分を見つめ直す
「欲求不満」「羨望」「他人の不幸は蜜の味」の3つの心の中を観察してみよう。
「かつて“若くてキレイな自分”を誇りに思っていた女性ほど、加齢を受け入れにくい傾向にあります。つねに自分の心がどのような状態にあるかを確認することが大切です」(片田先生・以下同)
【2】ささやかな幸せを探す
朝食がうまくできた、鉢植えが花をつけた、好きな友達に会えたなど、幸せは毎日の生活の中にあるもの。自分が幸せに暮らしていれば、他人を妬む感情は自然と薄らぐ。
「インスタグラムやフェイスブックなどのSNSには、リア充や幸せ自慢ばかりが並んでいます。