“家事のプロ”が教える家を汚さないための「減家事」習慣
「たとえば土曜日の朝『リビング・寝室(子ども部屋)』を掃除。そして、『洗面所・浴室』もやっておきます。日曜日の午前中に『キッチン・ダイニング』をキレイにし、『トイレ・玄関』は夜にササッと。これなら土日ともに、ゆっくりお出かけができます」(鈴木さん・以下同)
もちろん、すべてを週末に済ます必要はない。平日のスキマ時間にやってもいいし、どこか1パーツを頑張るだけでもいいのだ。
「掃除をするのが面倒になる最大の原因は、片付けと掃除がセットになっているから。散らかり放題の部屋は、片付けるだけで掃除する前に疲れます。いちいちものをどかしながら掃除をすれば、当然時間もかかります。
ものは定位置に戻し、外に置くものは最低限にしておけば、掃除も短時間で済むんです」
このように、家事を減らす“減家事”の習慣を鈴木さんが教えてくれた。
【1】掃除用具は“場所ごと”に
道具を「出して」「運ぶ」手間を省けば時短になるし、掃除に取りかかるハードルも下がる。リビングの棚にはハンディーワイパーや掃除シートなどをひとまとめに。