平均178万円のところを21万円で!葬儀を安く済ませる方法
それならばいっそ、できる限り安く故人を送る方法はないものか。本誌編集部で調べてみた。
最近、問い合わせが増え、注目されているのが「東京斎場ねっと」(埼玉県富士見市)による、通夜や告別式を省いた葬儀プラン「直葬」10万5,000円(税別)だ。病院など、亡くなった場所からそのまま火葬場へ運び、炉前で5~10分ほどお別れし、火葬する(火葬料金は別途)。半日程度で終了する。
同社では、告別式のみ用意した「一日葬」21万円(税別)、通常の通夜と告別式を入れた「二日葬」31万5,000円(税別)などもあるが、同社の代表・菱沼輝幸さんはこう語る。
「東京だけでいうと、利用率は直葬タイプが7割、1日タイプが2割、2日タイプが1割と、圧倒的に直葬が多いですね。ただ、あまりにあっけなく、終わった後に戸惑われる方もいるので、昨年、お別れする時間を別室にて1~2時間もうけ、お焼香できる「お別れ葬プラン」も作りました。
こちらは、お別れする部屋代など、別途かかりまして、15万8,000円(税別)です」
直葬には通常、読経がない。それは少し寂しいと感じる人もいるだろう。