2014年5月21日 11:00
“日本の心”を全世界に発信! JAL流おもてなし術とは
モックアップでは、「急に視界に入るとお客様が驚いてしまうので、話しかけるタイミングを考えて」、「目の前のお客様が見ていなくても常に笑顔で」など、細かいサービスをチェック。何気ない動きの一つひとつまで、日本流の“おもてなし”を教えていく。
◆やっぱり日本の“おもてなし”は難しい?
文化や習慣の違うタイ人が日本の“おもてなし精神”を学ぶには、やはり苦労もあるそうで…。例えば、「薬を飲みたいんだけど…」と言われた場合。日本なら「水をお持ちしましょうか?」とその先まで意図をくみ取るが、外国人の場合は“水を欲している”と考えないため「どうぞ薬を飲んで下さい」となってしまうんだとか。
細かいニュアンスが伝わらないこともあり、「日々、勉強しています」と語るのは新人CAのナナさんとナティさん。タイではタイ国際航空も人気だが、「乗務員が親切なのでJALで働きたいと思いました。私たちもそう思ってもらえるように頑張っていきたいと思います」(ナティさん)と胸を張る。
◆外国人CAを教える難しさも… 文化の違いを実感
バンコクで2年前から現地教官育成のサポートなどを担当しているのは、広報や営業企画なども兼任してきた元CAで現在バンコク支店客室乗務員セクション シニア・ディレクターの東後直子さん。