日本の「国花」は菊と桜、では「国石」は? 国石に選定されたのには、納得の理由があった!
そのため古代ではヒスイの斧などが使われていました。
淡い藤色はラベンダーヒスイと呼ばれ、またアイスジェイドと呼ばれる白く半透明なヒスイも存在します。半透明で美しい緑色のヒスイはインペリアル・ジェイド(ろうかん)と呼ばれています。
2016年には、ヒスイが日本の国石に選定されました。世界で一番古いヒスイの装飾品が発掘されたのは日本です。縄文時代の遺跡から発掘されており、約1万年前とも言われています。そのため、日本の国石になり得たのかもしれません。
(文:株式会社 明治堂 会長 望月英樹、写真:協同組合山梨県ジュエリー協会)