櫻井和寿「皆さんがこのフェスを作ってくれてる」 5年ぶり開催『ap bank fes '23』オフィシャルレポート
最後の一節〈その力を与え給え 勇気を与え給え〉というフレーズが一筋の光のように会場に降り注いだ。
宮本浩次
小田和正
また、アイナ・ジ・エンドは10月に公開となる主演映画『キリエのうた』の主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を披露した。同映画の音楽を担当した小林武史との初ライブで見せたパフォーマンスは特筆に値するほど衝撃的だった。
アイナ・ジ・エンド
今回から加わったのは1日1組の[Individual Act]。Anly、チャラン・ポ・ランタン、MOROHAといった、オンリーワンなパフォーマンスを展開するアーティストが会場を沸かせた。
チャラン・ポ・ランタン
MOROHA
また、転換中にも新しい試みが行われた。ビジョンにはap bank発足のきっかけを作った坂本龍一や文化人類学者の辻信一など様々な識者や著名人の言葉が次々に映し出されていく。深く納得させられたり、新たな気づきを得たり、音楽を楽しみながらも考えることの大切さを実感させられる「言葉のリレー」だった。
back numberは2日目と3日目にBand Actで登場した。音楽とこのフェスへのリスペクトに溢れるステージは、見ている者の心を鷲掴みにするものだった。