くらし情報『人気展覧会の第3弾 特別展『大哺乳類展3―わけてつなげて大行進』標本約500点で哺乳類の不思議に迫る』

2024年3月8日 11:30

人気展覧会の第3弾 特別展『大哺乳類展3―わけてつなげて大行進』標本約500点で哺乳類の不思議に迫る

皮膜をもつ哺乳類 (左からニホンモモンガ、フクロモモンガ、ムササビの剝製標本 /国立科学博物館所蔵)


国立科学博物館では3月16日(土)より、特別展『大哺乳類展3―わけてつなげて大行進』を開催する。大好評を博した「大哺乳類展」の第3弾で、今回は「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」がテーマ。現在6500種あるという哺乳類がどのように進化してきたのかを、500点を超える標本による圧巻の展示で紹介する。
哺乳(母親がお乳で子供を育てる)、二心房二心室の心臓、3つの耳小骨などの特徴を持つ哺乳類は、様々な環境に適応させながら、多様な姿を獲得してきた。それらは生物の特徴から「分類」され、その種がどのような順序で誕生したかを探る「系統」により、深く理解されることになるのだが、近年はDNA解析などの研究の発展により、今までの定説が次々と覆されているという。同展では「見た目は似ているけれど本質は違う」フクロモモンガとムササビ、「見た目は似ていないけれど本質は同じ」コビトカバとスジイルカなど、哺乳類の進化の不思議に迫っていく。
圧巻の展示は、約200点の剝製標本が関係性の近いグループごとに行進する「哺乳類大行進」。外見の似ている点と異なる点を、目で見て具体的に楽しむ展示となっている。
また見た目でわからない部分は、骨格や内臓などの標本を見比べる「実物図鑑」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.