くらし情報『『どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより』4月27日から 錦絵、装飾品、郷土玩具などに登場する動物たちの多様な姿を紹介』

2024年4月24日 11:30

『どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより』4月27日から 錦絵、装飾品、郷土玩具などに登場する動物たちの多様な姿を紹介

年、東京都江戸東京博物館 [5/28から展示]
「ネコさん、トリさん、お馬さん…」と呼んで動物と親しむ人たちが住んでいた江戸の街では、ネコや犬が可愛がられ、ときにはゾウの見世物が話題となり、ウズラの声を競う会が催され、ウサギの飼育ブームが起きたこともあったそうだ。また人々は街から郊外に出かけ、野生の鳥の姿や虫の音に季節を感じたものだった。動物と人々のそうした関わりを、同展では「飼育されたどうぶつ」「野生のどうぶつ」「見られるどうぶつ」といったテーマを通じて見ることができる。
同展ではまた、動物を「デザイン」の視点から見る試みも行われている。動物のイメージは、絵のモチーフとしてだけでなく、デザインの素材ともなり、温かみのある素朴な郷土玩具や、洗練されたデザインの精巧な工芸品にも用いられてきた。人々の生活を彩った多様な動物たちの姿が楽しめるのも興味深いところだ。
今回は、東京会場だけの特別展示もある。テーマとなるのは、「東京馬車鉄道」。
1882(明治15)年から約20年間、東京の大通りでは、レールの上を馬車が走っていたのだ。3枚続の豪華な錦絵や名所絵、玩具絵などの版画を通じ、往時の雰囲気を楽しみたい。

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