くらし情報『『エンパイア・オブ・ライト』サム・メンデス監督らの映画&映画館讃歌を詰め込んだ特別映像公開』

2023年2月20日 10:00

『エンパイア・オブ・ライト』サム・メンデス監督らの映画&映画館讃歌を詰め込んだ特別映像公開

、サム・メンデス監督が「映写されたフィルムのわずかなチラつき、柔らかみ、そこに美がある」と、映写機を通してスクリーンに映し出される“映画”の素晴らしさについて語る様子から映像は始まる。

『エンパイア・オブ・ライト』サム・メンデス監督らの映画&映画館讃歌を詰め込んだ特別映像公開


現在、映写技術はほぼデジタルに移行されたが、本作の時代には熟練した映写技師が2台の映写機を使い、セルロイドのフィルムをアーク灯で映しながら関係者だけが分かる信号をきっかけにフィルムのかけ替えをしていた。映画が物語の核となる本作では、当時の80年代の技術を完全に再現した映写室のセットが準備され、何十年も映写をしてきたという設定のノーマンを演じたトビー・ジョーンズも映写技師の技術をいちから学んだ上で撮影に挑むほどのこだわりっぷり。


『エンパイア・オブ・ライト』サム・メンデス監督らの映画&映画館讃歌を詰め込んだ特別映像公開


ジョーンズは「映写機を切り替えるときはタイミングが重要になる」とその難しさについて語っており、映像ではノーマンに弟子入りして初めて映写に挑戦したスティーヴンがフィルムのかけ替えに成功してスクリーンと客席を見つめながら大喜びする様子が映し出される。そんなスティーヴンを演じたマイケル・ウォードが“映写”を「限られた人間だけが味わえる特別な体験だ」と表現し、そしてサム・メンデス監督が「最後のピースは映写技師。

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