くらし情報『「初めての試みで、発見も挑戦もある」指揮者・佐藤正治が語る「東京芸術劇場コンサートオペラ」第8弾』

2021年11月22日 12:00

「初めての試みで、発見も挑戦もある」指揮者・佐藤正治が語る「東京芸術劇場コンサートオペラ」第8弾

佐藤正治


2022年1月8日(日)に上演される東京芸術劇場の「コンサートオペラ」第8弾は、プーランク《人間の声》とビゼー《アルルの女》の2本立て。指揮者の佐藤正治が取材陣を前に抱負を語った(11月16日・東京芸術劇場)。

リヨン国立歌劇場の首席コレペティトールを務めるなど、フランスの劇場で10年のキャリアを持つ佐藤。5回目の登場となるこのシリーズではターゲットを“フランスもの”に絞って取り組んできた。

佐藤「プーランクは大好き。ハーモニーの使い方、人間の内面を描く音の引き出し方が実にうまい」

《人間の声》は登場人物がソプラノひとりだけのモノオペラで、3曲しかないプーランクのオペラの最後の作品。別れた恋人と電話しながら徐々に精神が錯乱し、自ら命を絶つ女。客席の私たちは、彼女の歌だけで電話相手の声や姿、ふたりの過去の関係までも想像する。


演じるのは近年引く手あまたの森谷真里。あっという間に日本を代表するプリマドンナに駆け上ったライジング・スターだ。

佐藤「複雑な役をどう演じてくれるか。とても楽しみ」

そしてさらなる目玉が《アルルの女》。この劇音楽の本来の姿である芝居付き全曲上演という試みなのだ。

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