2022年5月27日 12:00
tofubeats、参加アーティストが全員集合した『REFLECTION』リリースパーティオフィシャルレポ
続いては「PEAK TIME」。パフォーマンスするtofubeatsの周囲に配置されたモニターにはMVが流れ、モニターと並んでセットされた鏡がせわしなく動くtofubeatsの姿を映し出す。シニカルなようで最後に逆転ホームランを打つようなリリックに改めて心打たれつつ、そのままアルバムの曲順どおり、「Let Me Be」へ。かねてから傾倒していたバイレファンキのテイストを盛り込んだトリッキーなグルーヴの楽曲だ。浮遊感あふれるビートから、流れるように「STAKEHOLDER」へなだれ込む。こちらもバイレファンキでおなじみの口ドラムも引用したライヴエディットだ。
まだまだノンストップ。BPMがぐいっと下がって突入したのは「Emotional Bias」。
ゆるめのテンポのインストチューンだが、力強く打ち付けるビートとシンセブラスの響きが高揚感をじりじりと演出する。そのままテンションを維持しながらマイクを持ったtofubeatsが歌いだしたのは、2021年のシングル「SMILE」。新型コロナ禍にあって音楽と自分に向き合い続けるリリックが印象的な一曲で、リリース当時は「アルバムに入ったら浮くんじゃないか?」