ロマンティックな言葉の数々で女性がメロメロに? 『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』本編映像独占公開
映像は、衣装係のジャンヌに恋するレオが、彼女に「無作法だから」とはねのけられるところから始まる。エドモンの指示で「ためらう言葉は夜のせいです。闇夜の中、言葉は彷徨い耳を探す」と、言葉の意味を理解していないレオが、ベランダがら見下ろすジャンヌに語りかける。「私の言葉はためらわない」と一蹴されるも「すぐ耳に届くと?それもそうだ。受け取るのはこの胸だから。わたしの胸は大きく、あなたの耳は小さい。あなたの言葉は下りるが、私のは上るため時間を要します」と、エドモンによるレオへの即興演出は続く。
「でも今では上るのもお上手ね」と気分を良くしたジャンヌに、思わずエドモンが「言葉が飛翔に慣れたようで」と直接語り掛けてしまう。
しかし彼女が声の変化に気づいてないことを知ると、ここからエドモンが「私はただの影、あなたは光なのです」「あなたの眩さにめまいを覚えていた」「息もできないほど愛してる。胸が張り裂けそうだ」「あなたの名前が心の中で鈴を鳴らし、私を揺さぶる」と、これでもかとロマンティックな言葉を畳みかけるようにジャンヌに浴びせかける。ここまで来るとすでにレオのことは頭にないようにも見えるエドモン。途中、「声まで違うようだわ」