くらし情報『河野宏紀監督『J005311』が満場一致でグランプリ 「PFFアワード2022」表彰式』

2022年9月22日 19:45

河野宏紀監督『J005311』が満場一致でグランプリ 「PFFアワード2022」表彰式

グランプリに輝いた河野監督は、「野村とは8年くらい前に出会って、当初から映画を作ろうと話していたが、何もできずにいた」と振り返り、「仕事も人生もどん底の二人に光をあて、自分自身、野村自身を救いたかったという気持ちがあった。そういうものを評価してくださった皆さんに感謝します」と思いの丈を吐露。野村は「映画の中でもそうだったんですけど、河野には実際の生きてきた人生でも、本当に一番救ってもらった人物。そういう人の強さが、この映画に表現されている」と語り、「おめでとうございます」と受賞を祝していた。

なお、タイトルの『J005311』は天体現象に由来しているといい、河野監督は「すでに死んでいる星二つが、ものすごい奇跡的な確率で衝突したら、再び光り出したという話を知って。それを人間に当てはめた」と説明していた。

プレゼンターを務めた三島監督は、「この作品にグランプリをとってもらうために、審査員に呼んでいただいたんだなと思いました。人間に絶対的に寄り添うという、監督の優しさがあふれていた」と強い思い入れ。
「審査では、この作品の良さをただひたすらに話していたんですけど、実は満場一致だったんです」

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