くらし情報『岡本太郎、水木しげる、スズキコージら、8人のアーティストがメキシコの魅力を解き明かす『メヒコの衝撃』展、開催』

2021年6月11日 18:00

岡本太郎、水木しげる、スズキコージら、8人のアーティストがメキシコの魅力を解き明かす『メヒコの衝撃』展、開催

水木しげる≪雨と稲妻の神チャック≫ (c)水木プロダクション

(c)水木プロダクション



スペインによるメキシコ征服から500 年、独立から200 年にあたる2021年。日本とメキシコの交流が始まった地・千葉県にある市原湖畔美術館にて『メヒコの衝撃―メキシコ体験は日本の根底を揺さぶる』が開催される。

1609年、スペイン統治下にあったフィリピンからメキシコに向かう帆船サン・フランシスコ号が千葉県・御宿沖で座礁し、300人以上の遭難者を地元の住民たちが救出、大多喜城主・本多忠朝が手厚く保護し、徳川家康のはからいで無事帰国させたことから、日本とメキシコの交流が始まった。

同展は、東京国立博物館で開催された『メキシコ美術展』に衝撃を受け、メキシコ滞在を経て新たな表現へと向かった利根山光人、河原温、自らの内に「メキシコ的なるもの」を発見し、巨大壁画《明日の神話》を描いた岡本太郎ら、メキシコの歴史・風土・人・芸術に衝撃を受け自らの表現に向きあってきた8人のアーティストに焦点を当て、メキシコの何が彼らを惹きつけたのか、そのメキシコ体験を多角的に解き明かす。

コロナ禍により、生と死のありよう、現代文明の基盤そのものが問われるいま、アーティストたちが共振した<メヒコ>に、多くの気づきがありそうだ。

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