くらし情報『初タッグ! 林美智子と上原彩子が歌曲の世界へ誘う』

2022年9月22日 12:00

初タッグ! 林美智子と上原彩子が歌曲の世界へ誘う

林美智子と上原彩子 (C)Toru Hiraiwa (C)武藤章

(C)Toru Hiraiwa (C)武藤章



ちょっと意外な顔合わせ。メゾ・ソプラノの林美智子とピアノの上原彩子が初めてコンビを組み、ドイツ歌曲(リート)の森に踏み入る(11月11日(金)Hakuju Hall)。

間違いなく、聴き逃せないコンサートだ。上原にとって初めての声楽との共演。

上原「テンポ感やリズムを作るのがリートのピアノの重要な役割。そこは責任重大です。もちろん、私にとって新鮮なのは歌詞の存在。普段経験がないので面白いところです」

林「歌には言葉=意味があるので、“色”を想像できる世界。
それがない世界で表現するピアニストはすごい。歌曲でも、描写のほとんどはピアノ・パートの和音やリズムが作り出してくれるんです」

上原「ピアノ曲にも、作曲家の頭のどこかには言葉のイメージがあるはず。今後にも生かしたいです」

プログラムのメインはシューマンの《女の愛と生涯》。じつはふたりを結んだのがこの曲。5年前、仙台の音楽祭でこの曲を歌った林が、直後のステージで上原のモーツァルトを聴いて感銘を受け、食事に誘ったのが出会いだった。その上原は中学生の頃、ピアノのレッスンの一環で《女の愛と生涯》を弾いた経験があったのだそう。

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