2022年6月13日 18:00
新作を含む約200点を展示 『木梨憲武展 Timingー瞬間の光りー』開催中
この中で、みんなが入れる喫茶店を開きたい。そんな展開を考えております」などと話していた。
《REACH OUT-Glass》
そのほか、富山ガラス工房の作家たちとコラボレーションした《REACH OUT-Glass》や、段ボールや商品パッケージなどを切り貼りして作った《フェアリーズ》、木梨がVR空間に描いた「幹」に、鑑賞者が「花」を咲かせる参加型の3Dデジタルアート「みんなでつくろう AR《REACH OUT FLOWER》」など、絵画だけでなく、ドローイング、映像、オブジェと幅広い作品が楽しめる。
展示風景より(c)NORITAKE KINASHI
木梨は「自分が思ったことを色や線で、絵日記のように、学園祭のように、決して難しくなく仕上げています。自分の表現がそれしかできないからなんですけど」と自身の作品を総括する。その上で「何かを表現したくなるような展覧会になっています。僕のタイトルが一応ついていますが、ご自分の中で別のタイトルが見えたら、それに変えてもいいぐらい。それぐらい広く、余白ありの展覧会になっています。お時間のある方はぜひ足を運んでいただきたいなと思っております」と呼び掛けた。