2023年8月24日 12:00
国論が二分されたあの日、全国10都市でカメラが見たものとは?『国葬の日』本予告公開
■中村文則(作家)
静かな日常の中に、未来への絶望も希望もある。そんなことを思った。
■西村カリン(仏「リベラシオン」紙/「ラジオ・フランス」特派員)
もし国民投票で決定されたとしたら、安倍晋三元総理大臣の国葬があったのか、なかったのか?
「国葬の日」は改めて民主主義の国で国葬の根拠と意味を考えさせる映画です。
■ロジャー・パルバース(作家・映画監督)
「国葬の日」は、日本人の現代社会意識に対して洞察に富み、見事にも客観的で、深い。
全世界の人が観るべきドキュメンタリー映画の傑作だ。
■斎藤美奈子(文芸評論家)
日本の政治を動かしているのは、熱狂でも義憤でもなく「ぼんやりとした情」なのだ。だから選挙はああなるし、安倍政治の不条理も許される。武道館の外の現実に、ふとため息が出る。
■武田砂鉄(ライター)
時折、挟み込まれる、無関心の声。
そうか、私たちみんなで、この感じを育ててしまったのだ。■森達也(映画監督、作家)
2022年9月27日の日本各地の風景。メディアは「世論が二分された」という言葉を常套句のように使う。様々な声を聴く。様々な願いも知る。そして最後の最後、大島新は数値のデータを示しながら叫ぶ。