相撲観戦はもちろん、キッチンカーや縁日も 大相撲「九州場所」の楽しみ方
九州場所は、どの場所よりもマス席が広く作られていることも知る人ぞ知る話。また、九州場所は年間の最多勝力士が決まる集大成の場所であり、九州出身力士への応援の声が多いことも見どころのひとつだ。
5. ご存知ですか?「腹タッチ会」
例年、6月に開催されている「腹タッチ会」。九州は九州場所(11月)と冬巡業でしか相撲に触れられる機会がないため、夏場にも相撲に触れる機会を!とこの時期に始まった。相撲は、五穀豊穣や無病息災を願う神前儀式として行われていた歴史があり、今でも赤ちゃんの健やかな成長を願い、力士に抱っこしてもらう行事があるほど、力士は縁起がいい存在である。そんな縁起のいい力士のお腹に触れてもらい、縁起を担いでもらいたいという意味が込められている。力士のお腹はホワホワした見た目に見えるが、実際は鍛えられていて固い。そのギャップに驚くお客さんも多く毎回イベントは笑顔であふれている。
「腹タッチ会」の模様
今年の九州場所は、28年ぶりに15日間満員札止め(完売)となっている。最速で大関昇進を果たした大の里の連続優勝があるのか?そして三役に返り咲いた熊本県出身の正代の戦いはいかに!?今年も様々な取組から目が離せない。