10月16日(月)から東京、仙台、名古屋、大阪で開催されるフランシス・レイ オーケストラ ジャパン ツアー2023「フランシス・レイストーリー」で、レイがこの世を去る数日前に作曲した未発表曲が世界初演されることが決定した。
フランシス・レイは、フランス出身の作曲家。1960年代からエディット・ピアフやイヴ・モンタン、エルトン・ジョンらに楽曲を提供し、クロード・ルルーシュやアーサー・ヒラーなど著名な監督の映画音楽を数多く担当。2018年に亡くなるまで生涯にわたり世界中で愛される名曲を生み続けた。
ヒラー監督『ある愛の詩』でアカデミー作曲賞、ゴールデングローブ作曲賞を受賞。「男と女」「ある愛の詩」「白い恋人たち」など愛され続ける名曲を数多く生み出した。
今回の日本公演は、生前のレイの推挙のもと彼の没後に創設された公式フランシス・レイ オーケストラが演奏を担当。35年にわたりレイのプロデュースをしていたティエリー・ウォルフとレイの遺族が構成を手がけ、ジャッキー・ドゥランスの指揮と豪華なゲスト・シンガーにより、レイの音楽世界を表現する。
レイの未発表曲『The Final Dot』は、ウォルフがレイの亡くなる数週間前に作曲を依頼したもので、ウォルフのもとに作品が届いたのは彼が世を去る数日前のこと。