くらし情報『松下奈緒「激動の人生がここに集まっている」 東京都美術館で開催される『エゴン・シーレ展』に感激』

2023年1月25日 18:30

松下奈緒「激動の人生がここに集まっている」 東京都美術館で開催される『エゴン・シーレ展』に感激

自己の内面を深く追究したシーレは、特に自画像で名高いが、今回は《ほおずきの実のある自画像》をはじめとした代表作がいくつも来日するのも見どころのひとつだ。

松下奈緒「激動の人生がここに集まっている」 東京都美術館で開催される『エゴン・シーレ展』に感激

エゴン・シーレ《ぼおずきの実のある自画像》1912年レオポルド美術館蔵
松下もお気に入りの一点に、《ほおずきの実のある自画像》を挙げて、「色味が好きですね。(背景の)白とオレンジ、それに顔も一色ではない。何を思っているのかわからない視線も魅力的」だと理由を説明。
シーレは第一次大戦の兵役を経て、展覧会で成功を収めた矢先に、スペイン風邪により28歳で早世しており「その歳月が彼にとって、長かったのか、短かったのか。どんな気持ちで描いていたのか想像するのも面白いですね。激動の人生がここに集まっている。濃い28年間を見せていただいた」と濃厚な作品鑑賞を振り返っていた。
松下奈緒「激動の人生がここに集まっている」 東京都美術館で開催される『エゴン・シーレ展』に感激

エゴン・シーレ《横たわる女》1917年レオポルト美術館蔵
松下奈緒「激動の人生がここに集まっている」 東京都美術館で開催される『エゴン・シーレ展』に感激

エゴン・シーレ《悲しみの女》1912年レオポルド美術館蔵
松下奈緒「激動の人生がここに集まっている」 東京都美術館で開催される『エゴン・シーレ展』に感激

エゴン・シーレ《カール・グリュンヴァルドの肖像》1917年豊田市美術館蔵
また、クリムトやココシュカ、ゲルストルといった同時代の画家たちについては「見る側にも自由を与えてくれますし、金のクリムトと銀のシーレ、その対比も面白い」

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