2022年4月26日 17:00
ドキドキワクワクしながら、考察を繰り広げよう! 『冤罪執行遊戯ユルキル the stage』猪野広樹・高柳明音・市川美織インタビュー
高柳笑顔は一切ないですから。
市川稽古場で見ていても、つらいです。昨日なんか、見ていて泣きそうになったくらい。
猪野自分の千石としての芝居がどうこうというより、大半はリナとのふたり芝居。そこで情報や感情をどう伝えていくか、そしてどれだけ熱量を上げていくか。途中で選択を迫られるイベントの緊張感といった、どう色をつけていくのかという問題も含めて、パズルのようにピースがバチッとはまれば本当に気持ちいいと思う。
市川それは間違いないですね。クライマックスでそうなるように、もっていければいいな。
高柳でも、お客様を置いてけぼりにしないようにしないと。
市川それなんだよね、複雑な話だからすぐに理解してもらえるかどうか。これから仕上げていかないと……。
猪野いや、本音を言うと、残りの時間も少ないからかなり厳しいよね。がんばらないと。
――これまでのお話を踏まえ、舞台の見どころを紹介して締めていただきましょうか。
高柳一部のキャストは犯人を知っているけど、私は知りません。でもそれは逆に言うと、観てくださる皆さんと同じ目線で楽しめるっていうことでもあると思います。
観ていただいて、どっちを信じるか、ご自分の気持ちの動きも楽しみにしていただけたらいいなと思います。