2022年11月2日 13:05
戦争の悲惨さ、馬鹿らしさを訴える朗読劇『青空』開幕 舞台写真&キャストコメント到着
撮影:丸山尚
朗読劇『青空』が11月1日に博品館劇場で初日を迎えた。
『青空』は、戦火を生きる少年と柴犬の麦、野良猫の小太郎の絆を描くことで戦争の悲惨さと馬鹿らしさを訴える朗読劇。樫田正剛(方南ぐみ)作・演出で2018年以来毎年上演されており、「あたっくNo.1」とともに方南ぐみを代表する作品となっている。
今回は演技に定評のある実力派から近年活躍の幅を広げる若手、さらにこれまでに出演経験のあるキャストなど、個性豊かなキャストが揃い、9組の組み合わせで上演。初日公演は益岡徹、横山由依、高橋ひとみ、平野良の組み合わせで上演された。
朗読劇『青空』は11月13日まで同所で上演される。
撮影:丸山尚
■益岡徹(語り部) コメント
11月1日「青空」の幕が上がります。私は語り部役を演じます。昭和の15年間続いた戦争の時代を生きた、少年と犬、猫の物語です。うちには、猫がいます。私にとって3匹目の猫です。子供時代にも2匹の犬がいました。どの子も、愛おしく、かけがえのない存在であり、私達人間はもちろんのこと、動物たちも、戦争のために命を失うようなことはあってはならないと。
そして、昭和20年から、現在まで、日本が戦争をしないと決めて77年間の年月があったことに、改めて、思いを新たにして、いつまでも青い空が続いて欲しいと心から願っています。