2019年、小澤征爾や佐渡裕などを輩出した若手指揮者の登竜門「ブザンソン国際指揮者コンクール」において優勝を果たし、併せて聴衆賞及び、共演した楽団によって選ばれるオーケストラ賞までも受賞し、一躍時の人となった指揮者・沖澤のどか。その話題の彼女が指揮する重量級のコンサートが開催される(2022年11月18日、19日:すみだトリフォニーホール、20日:横浜みなとみらいホール)。3公演共通のプログラムは、モーツァルトの『フリーメイソンのための葬送音楽』と、マーラーの『亡き子をしのぶ歌』に、ブラームスの交響曲第4番という聴き応え十分の内容だ。
コンクール優勝後は、内外の名だたるオーケストラに客演し、ベルリン・フィルのメンバーによる公演では、キリル・ペトレンコの代役として出演し大成功を収めるなど、まさに世界が注目する新進気鋭の指揮者の登場は、クラシックファンならずとも気になるところ。
しかもドイツを拠点とする沖澤によるオール・ドイツプログラムとなれば尚更だ。マーラーで共演するバリトンの大西宇宙とのコラボレーションも含め、沖澤のどかの真価と進化を確認する絶好のチャンス到来だ。
●11月18日、19日すみだトリフォニーホール 大ホール
新日本フィルハーモニー交響楽団すみだクラシックへの扉 #11
●11月20日横浜みなとみらいホール 大ホール
新日本フィルハーモニー交響楽団横浜みなとみらい特別演奏会
https://www.njp.or.jp/concerts/22952
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