2022年12月23日 17:00
森崎ウィン×鈴木拡樹 『SPY×FAMILY』ミュージカル化で伝えたい思い
自分の(音楽活動での)楽曲を歌っているときは、その日の気分で少し変えてみることもできるんですけど、ミュージカルの中でどう表現していくのか。だけど、その表現にたどり着くように楽曲もできているはずなので、そこでリンクさせていくことに難しさを感じます。純粋に歌うことが好きなので、リンクされて歌と芝居が繋がった「これだ!」という瞬間が気持ちいいですね。
――おふたりにとって歌はどういう存在なんでしょうか。鈴木実は、ほとんど家でも音楽を聴かないんですよ。
森崎そうなんですか?演劇を観に行ったときに、劇中歌やBGMが気になったりとか……。
鈴木なるほど……でも、照明の効果だったりは気になりますね。照明も表現だと思っているので、そこも見てしまうと言いますか。
森崎僕にとっては……歌の存在は、なんだろうな。歌によって変化が生まれたこともたくさんありますし、ありきたりですけど、なくてはならないもの、ですかね。
――お芝居を観られるときの着眼点がそれぞれ違うんですね。
鈴木確かに音のマッチとかは感じていると思うんですけど、音楽に詳しくないから、どういう楽器なのかはわかるけど、「このあたりの国の楽器を使ってるんだな」