『シャザム!~神々の怒り~』Blu-ray&DVD発売決定 宮野真守のインタビューが到着
それこそ(本作主人公の)ビリー少年がスーパーパワーを得たように、僕も18歳の時にアフレコというパワーをもらったんです」。
そうしていろいろな作品に携わるうちに、自分なりのスタイルを探り当てていったという宮野。だが近年は実写作品や、舞台などに立つ機会も増えて「自分の肉体でやることの難しさをさんざん味わったからこそ、ザッカリーさんの表現がものすごく尊く感じられたというか。どういうアプローチであれを出しているんだろう、というのがすごく興味津々だった」という。
それゆえに「僕が吹替を担当させていただくなら、今までのノウハウも全て注ぎ込んだ上で、どうにかザッカリーさんの表現に食らいついて、ザッカリーさんの表現に一番面白く寄り添おうと思った」という宮野。「ここでこういう表情をしてるんだとか、急に大声を出すとか、急に静かになるんだなとか。まずはザッカリーさんの表現を研究して、それを台本にしっかりとメモしました。もちろん英語と日本語は違いますし、アフレコというのはものまねではないので、それらの想いをしっかりと咀嚼してアプローチをしていきました」と振り返った。
さらに、彼にとっての印象的なDCヒーローについて聞いてみると、バットマンだという答えが。