2023年3月21日 12:00
『YONAWO YAON』開催 どんぐりず、鈴木真海子、Skaaiがゲスト出演【レポート】
10人編成で「good job」が演奏され、温かみのあるホーンの音色が冷えた空気をじんわり暖めていく。
撮影:Momo Angela
青い照明の中で田中慧によるシンセベースの低音と斉藤雄哉による歪んだギターがサイケな空間を作り出した「rendez-vous」、オレンジの照明の中で〈Feel So Good!〉をオーディエンスと共に歌った穏やかな「天神」という対照的な2曲、アウトロでのギター2本によるユニゾンが印象的な「tonight」を続けると、「Lonely」では再びホーンセクションが加わって、カッティングやシェイカーとともにアップリフティングな空気を作り出していく。さらにはチルな雰囲気の音源とは異なり、間奏でヘヴィな演奏を聴かせる「苺」から、「beautiful Day to Die」ではシアトリカルな赤い照明の中で荒谷が力強くメロディーを歌い上げ、後半では野元喬文による激しいリズムとギターノイズがスケールの大きな音像を作り出し、野音の空間を埋めたのは実にドラマチックだった。
撮影:Momo Angela
ここで荒谷が改めてデビュー3周年を迎えたことに対する感謝を伝えると、「この前リリースした曲があるので、やっちゃおうかなと思います」