くらし情報『「六月大歌舞伎」を彩る祝幕がお披露目、ビートたけしが描いた“風神雷神”が中村陽喜・夏幹の初舞台を祝う』

「六月大歌舞伎」を彩る祝幕がお披露目、ビートたけしが描いた“風神雷神”が中村陽喜・夏幹の初舞台を祝う

と感謝の意。画家としても活動するたけしから、描きためた数点が提供されたといい、陽喜と夏幹の意見も聞きながら、祝幕のモチーフに風神雷神が選ばれ「こんなに素敵な祝幕を送ってくださり、胸がいっぱいです」と感激しきり。たけしからは「この度の初舞台、誠におめでとうございます。これからの歌舞伎界を担っていくお二人及び皆さまの輝かしい未来を、心よりお慶び申し上げます」とお祝いのメッセージが届けられた。

「六月大歌舞伎」を彩る祝幕がお披露目、ビートたけしが描いた“風神雷神”が中村陽喜・夏幹の初舞台を祝う

中村獅童(中央)と中村陽喜(右)、中村夏幹
また、獅童は「正直な話、6演目中4演目が初役で、子どもたちの襲名も、自分にとって初体験ですから、もう何が何だかわかりません」と苦笑いを浮かべながら、切実な思いを告白。初舞台を控える陽喜と夏幹に対しては、「兄弟で助け合っているように見えますけど、ライバルなんですかね。とにかく舞台が大好きなので、元気よく最後まで精一杯楽しくやってくれたら」としみじみ。同時に「舞台の上に立てば、私と子どもたちも、家族ではなくライバル。
負けたくないです!」と対抗心を燃やしていた。

取材・文・撮影:内田涼

※歌舞伎座では、黒・柿・萌葱の「定式幕(じょうしきまく)」を引幕(ひきまく)

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