くらし情報『日本で初めてオルタナティブ・スペースを創設した小池一子の功績を辿る展覧会、1月22日より開催』

2022年1月5日 18:00

日本で初めてオルタナティブ・スペースを創設した小池一子の功績を辿る展覧会、1月22日より開催

『現代衣服の源流展』展覧会 1975年(京都国立近代美術館)AD.(ポスター)田中一光


コピーライター、編集者、クリエイティブ・ディレクターとして、1960年代以降の日本におけるクリエイティブ領域の黎明期を牽引。80年代からはアートの現場でも活動してきた小池一子の功績を辿る展覧会『オルタナティブ! 小池一子展 アートとデザインのやわらかな運動』が、1月22日(土)より3331 Arts Chiyoda メインギャラリーなど館内数カ所にて開催される。

新進作家を支える場として、1983年に小池が江東区佐賀町の「食料ビル」内に開設したオルタナティブ・スペース「佐賀町エキジビット・スペース」(1983-2000)。美術館でも商業的なギャラリーでもない非営利のオルタナティブ・スペースで、若手作家を積極的に支援していくその姿勢は、同時代の社会に向けて実践的かつ純粋な思考への希望を示唆するものだった。

同展は、小池の仕事を大きく2部にわけ紹介。60年代以降に編集やコピーライト等を手掛けたパルコや無印良品のポスター、雑誌『装苑』など多数のクリエイティブワークをアーカイブ展示するほか、大竹伸朗、杉本博司、内藤礼、森村泰昌、横尾忠則ら「佐賀町エキジビット・スペース」で見出してきた作家20名による貴重な当時の作品を公開。

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