2021年7月6日 12:00
宮田俊哉、8年ぶりの単独主演作『グレートプリテンダー』開幕で“宮汁”ブシャー
と自己評価した通り、グリーンや玉虫色のスーツなど華やかな衣装に身を包み、色気と貫禄に満ちたローラン像を立ち上げていた。宮田から「稽古中のウインクに痺れました!」と絶賛されるも美弥本人に自覚はなく、「無意識でした」と切り返すと報道陣から笑いが巻き起こる。
音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』ゲネプロより舞台版オリジナルキャラクター北大路役の加藤諒
舞台版だけの独自キャラクターに扮するのは難しかったのでは、と取材会で水を向けられた加藤は「コメディ要素の強い役だと思っていたけど演出の河原さんから『そんなにおもしろくしないで』と言われたので、シリアスに演じています」とニヤリ。しかしエダマメの回想シーンに豊臣秀吉やカッサーノ映画の登場人物として顔を出すなど、存在感はたっぷりだった。
公演は7月25日(日)まで、東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて。その後、8月4日(水)~8日(日)に大阪・オリックス劇場と巡演する。チケット販売中。
取材・文:岡山朋代撮影:桜井隆幸
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