2024年1月5日 18:00
京都、福岡を経てついに開幕。 『シラの恋文』東京公演で見せる、 草彅剛の成熟
絶対やらないと思うんですけど(笑)。しかも、寺十さん、この人ヤバいなと思うくらい(笑)、芝居が上手いんです。演者としても魅力的な方なんだなというのが、演出する姿だけでわかったので、今度は寺十さんのお芝居を観に行きたいなと思っています。演出家としてもまたぜひ違う作品でご一緒したいです。
毎回全力。どんどん進化しています
──この座組はどんな印象ですか。
皆さん本当に真面目で優しくて、なんでこんなに嫌な人がいないんだろうと思うカンパニーで(笑)。僕の周りっていつも本当にいい人ばかりで、ひとりくらい嫌な人がいたほうが面白くなるのかなって思うくらい、恵まれているんですけど。
今回も、リンゴとか出汁とかコーヒーとか、皆さんからいっぱいおいしいものをお裾分けしていただいて、食べるものに困らなくていいなと思ったり(笑)。これ冗談じゃなくて、いただくっていうのは嬉しいことで。本当にいいものをたくさん皆さんから受けました。
──舞台はお客さんが入って完成するとおっしゃっていました。観客の皆さんからはどんなものを受けていますか。
もちろん稽古をしっかりやっていることが大前提なんですけど、そこにお客さんが加わって初めて完成するというのが、やっぱり舞台の醍醐味だと思うんです。