くらし情報『この問題作をどう観た? 『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』太田光、LiLiCoほか11人からコメント到着』

2023年2月14日 09:00

この問題作をどう観た? 『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』太田光、LiLiCoほか11人からコメント到着

しかし佐井は、その失敗の過程を隠すことなく、ドキュメントとして提示する。見事な覚悟だ。失敗や肩透かしの要素に54年前の余白が重なり、またひとつ、時代の意味を問いかける作品が誕生した。

■Licaxxx(DJ)
寺山の作品に込められる質問は思考の鍵である。あなたはずるずると続く生ぬるい夢から、叩き起こされることになる。起きたはずなのに広がる悪夢が現実。私はみんなで、逃げたくなっても、その現実を直視したい。

■小林知之(地図地理芸人)
“日の丸”多くの人に愛されながら、こんなにも色の意味や歴史を知られていない国旗は他にないと思う。
この映画を機にタブー視することない、ひらかれた日の丸でありますように。そして日の丸、国旗に興味を持ってくれたらうれしいです。

■上出遼平(ディレクター)
インタビュアーが記録用紙であればこそ、編集の主体が浮き上がる。情緒を制限すればこそ、漏れ出るそれが立ち上がる。石を投じられた静かな水面の波紋の奥に、佐井大紀の顔が浮かんで消える。

■寺坂直毅(放送作家)
テレビで放送されるドキュメンタリー。ほとんどを録画し、観終えたらハードディスクから消去するのですが、この『日の丸』だけは今もずっと消せないんです。

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