『HOKUSAI』が第33回東京国際映画祭のクロージングを飾る、公開は2021年5月に決定
、アジアの新鋭監督を集めた「アジアの未来」、日本映画の気鋭作品をそろえた「日本映画スプラッシュ」の3部門を1つに統合したもの。
大九監督が同賞に輝くのは「勝手にふるえてろ」(第30回・2017年)以来2度目となり、「前回いただいたときとは、世界がまったく違っていまして、いろいろな映画祭がリモートや配信で行われる中、東京国際映画祭は実際にお客様が同じ時間、同じ場所で一緒にスクリーンに向かうことを実現させた。本当にすばらしいこと。足を運んでくださり、投票いただいたおひとりおひとりが、私どもにこの賞を授けてくれた」と感謝の挨拶。主演を務める女優ののんは、「私事ですが、何年かぶりの主演映画を応援していただき、本当に本当に心から喜びでいっぱいです。映画は見ていただき、初めて完成するもの。なので、この賞を大切に受け止めたい」と喜びを示していた。
取材・文・写真=内田涼
『HOKUSAI』
2021年5月TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
映画への情熱があふれ出す『I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ』本予告&場面写真