くらし情報『吉祥寺バウスシアター“90年”の歩みを描く『BAUS 映画から船出した映画館』特報公開』

吉祥寺バウスシアター“90年”の歩みを描く『BAUS 映画から船出した映画館』特報公開

活弁士として奮闘しながら、常に突拍子もないアイデアを持ち込むハジメ。そんな兄を堅実にサポートしながら、ある日突然劇場の社長に任命され、さらなる発展を目指し始めるサネオ。そしてふたりをそっと見守りながら、持ち前の芯の強さで家族を支えるハマ。実力派俳優たちによる生命力に満ち溢れた演技にも注目だ。

監督を務めるのは、バンド・Bialystocksのボーカルとしても活動し、映画『はるねこ』『はだかのゆめ』と2作の長編を撮っている甫木元空。『吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記』(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)を原作に、青山真治が着々と温めていた脚本を、2022年3月の逝去を機に甫木元空が引き継ぎ執筆した。劇中の音楽は、吉祥寺バウスシアターや青山真治とも縁深い大友良英が担当する。

公開されたのは、映画館の舞台に腰をかけるサネオの佇まいが印象的なティザービジュアル。
大きなスピーカーが吉祥寺バウスシアターを彷彿とさせ、“「あした」は暗闇から始まる。”と添えられたコピーとサネオの表情とが相まって、まだ見ぬ未来への希望や静かな熱狂を感じさせる。

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